薬師寺

 ・如来=自分自身で完全だからアクセサリーいらない。菩薩=まだ欠点があるから補うためにアクセサリーをつける。菩薩はアクセサリーを取ろうとしている。人間は欠点がありすぎてアクセサリーがたくさん。その上なかなか取れない。
 ・如来にできなくて菩薩にできることは目標に向かって努力すること
 ・奈良では「本堂」のことを「金堂(こんどう)」と呼ぶ。仏像が金色だったため。
 ・薬師三尊像は火事にあって金メッキが剥がれてしまった。もともと金色。
 ・金堂の天井に描かれている花は極楽の花
 ・塔の階数は、部屋の数=窓の数。屋根の数じゃない。
 ・「月光」は「がっこう」と読む。
 ・真ん中はお医者さん。健康を祈ろう。月光は夜勤看護婦。日光は日勤。こうして365日24時間守られている。
 ・日本、特に奈良は町の中に寺がある。困ったらすぐに来れるように。中国は山の上。だから○○山○○寺と呼ぶ。
 ・人間に近いのは、菩薩。だから菩薩は座っていない。立っている。また両足を揃えていない。
 ・東塔(とうとう)は奈良時代のまま。西塔は昭和56年に建設当初の様式をもって復興。見比べて1300年の重みを感じよう