城下町を歩けば武士時代の美が見つかる。
城下町=城を守るための町=経済の中心地=巡らされた堀
★町割(まちわり)
海と堀で城を守る
武家町と町人地のあいだには堀と門
城下町鑑賞、壱のツボ、「土塀が町を引き立てる」
変化に富んだ景観は、土塀があってこそ。
整然とつくられた土塀と、自然の緑が、凛とした城下町の風景を生み出します。
門構えは武家屋敷の顔…
二つめのツボは、「門に武士の格式あり」
そこには武士が、何よりも重んじた格式と美学が表れています。
岡山城の後楽園
大名庭園は、城主の別邸や客を迎える場として作られました。
隅々まで、城主の美意識が貫かれた世界。
三つ目のツボは、「庭園は殿様の小宇宙」
自らが治める国の縮図が、ここにあったのです。