読書

2009年10月

日本人の知らない日本語

日本人の知らない日本語

10月上旬に立ち読みした。「あかよろし」とは、「明らかに良い」と言う意味。

2009年11月6日

鈴木敏夫
宮崎アニメ仕掛け人 ヒット連発の秘密

  • 仕事を祭りにする
  • もともと「編集」の世界にいた。
    宮崎駿に出会う→
    本気で雑誌を作る「アニメージュ
  • 大事にしていること「時代性があれば映画は作れる」

予備校に行っている人は読まないでください
自分よりもひどい予備校・参考書オタクだった著者。参考書を200冊も買ったなんてすごすぎるw





ベルニーニ バロック美術の巨星
石鍋真澄

  • ローマ・バロック美術に関しては、研究書や概説書はおろか、専攻論文さえほとんどないのが実状なのである。
  • 彼はおそらくモーツァルトだけが比較しうる芸術史上でも稀な神童、早熟の天才だった。
  • 父親は彫刻家で、ベルニーニ自ら手解きを願い出たので、息子(ベルニーニ)を本気で訓練した。
  • ある日、ベルニーニが課題を越えて自ら色々な工夫をしてデッサンしているのを見て父親が問うと、彼は人のまねをしているだけでは人を乗り越えてはゆけないと答えた。優れた師だった父親は、それから彼は自由に勉強させることにした、とドメニコは伝えている。


博物館学Q&A
Q.企画展の準備に何年くらいかかりますか?
A.企画立案をスタートを見れば、2年くらいだとも言えます。予算要求は、企画展開催の前年度8〜9月に行いますので、予算化は1年〜1年半前。さらに、出品交渉からとなると、国内展であれば、一般的に1年以内と考え得られます。このように、いつから準備を始めたのかという質問に答えるのは簡単ではありません。
Q.展覧会は終了近くになると混むのですか?
A.-会期を前半と後半に二分すると、前半の入場者の占める割合が30%以下であるのに対し、後半は70%以上である。

  • 会期末1週間(6日間)の入場者は、会期前半の入場者数を上回る
  • 会期末になると、招待券による入場者の比率が高くなる
  • 金曜日は1週間の中でも比較少ない。狙い目。

Q.学芸員に採用されるためには、何を勉強したらに良いのですか?
A.どうすれば学芸員になれるのかについて、納得できる説明をすることはきわめて難しいことです。学芸員は、1つの職業として取り上げられても、其の実態は社会的には知られていないのだと言わざるを得ません。社会的に認知されていない学芸員の採用だから、透明性に欠けることがあっても問題になることはほとんど無いのではないかと考えてしまいます。






カムイ外伝

0円ハウス0円生活


マンガは今どうなっておるのか?


イタリア・ルネサンスの巨匠たち30 ベルニーニ



脳を生かす勉強法
2009年5月に読む。

双調平家物語
2009年5月に読む。

美術館学芸員

  • 「貸し出し」は一番新入りの学芸員の仕事になっていることが多い。作品を覚えたり、全国の美術館と知り合う機会を与えられるし、作品の扱いについても学ぶことができる。
  • 仕事の多様さゆえに学芸員自身の自嘲的ニュアンスで「雑芸員」とも言われる。
  • 狭き門。本人の実力とともに運も大きい。
  • 1994年発行
  • これからの日本の美術館の行方に注目したい。今は問題点が色々とある。

2009年5月に読む。

ルドゥテ
絵は見たが、文章は読んでいない。
2009年5月に読む。

ルーブル
ルーブルにはこんな面白いものがあるんですよ」というコンセプトでまとめられている。額縁、血、床、サインなど、色々な視点がある。まさに入門書。
2009年5月に読む。




博物館学を学ぶ人のためのミュージアムスタディガイド 069

学芸員資格認定試験問題(博物館学)平成15年度
1.(中略)さらに、これからの学芸員にはどのような役割が期待されているのかについて述べよ。
2.博物館生涯学習支援機能について述べよ。
3.(中略)展示以外の教育普及事業における有効活用を図るにはどのような方法があるか、また、その活用上の工夫、あるいは類意点について述べよ。
4.博物館における展示の評価について具体的な手法を交えて論じよ。
5.博物館の組織の在り方について職員数が20〜30人程度の規模の博物館を想定して論じよ。
6.(中略)どのような制限や規約か説明せよ。
7.博物館が所蔵する資料を展示する際、法的または人権擁護の観点から十分に留意しなければならない問題が存在する。その問題について例をあげて説明せよ。

2009年5月に読む。


空から見る驚異の歴史シリーズ 世界の20世紀建築
空から見る驚異の歴史シリーズ 世界の大宮殿


2009年5月に読む。


博物館学Q&A 069

  • 学芸員になるのは狭き門。
  • 日本はまだまだ発展途上。これからよくなる(はず)。

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Q.学芸員の給料は良いんですか?
A.それほど良くない。もし、学芸員になるのなら、給料面では恵まれないことを覚悟したほうがいいでしょう。

Q.学芸員をしていて、いちばん辛かったことは何ですか?
A.新しくオープンする美術館の学芸員になったとき、誰も教えてくれる人がいなかった。上司(事務職)が言いたい放題、やりたい放題だった。
2009年5月に読む。




図説ローマ 523
古代建築の壁面に漆喰やフレスコの技法で制作された風変わりな装飾を「グロテスク」、すなわち「洞窟風」装飾と呼んでいる。
確かに、「きれいだなぁ」としか思っていなかったけど、よくよく見てみると装飾過剰かも。2009年5月に読む。

横尾忠則のコラージュ・デザイン 727
パラパラ見ただけ。2009年5月に読む。

音魂大全 764
2009年5月に読む。ロックを中心にクロニクル・列伝。


本棚が見たい!1〜3 019
2009年5月に読む。

天才の勉強術 280

  • 2009年5月に読む。
  • 天才=勉強をとことんやりぬく人
  • どのような人生を送り、どのような勉強方法を取っていたのかが適度な詳しさでまとめられている。好著。暇つぶしに読んでいても面白い。

モーツァルト

  • 生まれた時からの英才教育。

ニュートン 

  • 結論。孤独によって身につけた集中力。長期休暇。
  • ところで、ニュートンは、有名な万有引力の法則の発見をはじめとする物理学ならびに数学の研究によって、科学の歴史に新しい時代を開いたわけであるが、どのようにして、大発見をなしとげたのかと訊かれて、こう答えたと伝えられている。

「発見にいたるまで、いつもいつも考えていることによってです。問題をいつも自分の前におき、暁の一筋の光が射し込み、それから少しずつ明るくなり、本当にはっきりしてくるまで、じっと待っているのです。」
一言でいえば、持続的な集中力ということである。あるひとつの問題について、すべての精神力を集中していつまでも考え続けること、これがニュートンの天才の秘密だというわけである。

  • 超人的な集中力は、孤独の幼少期に身につけた。父親はニュートンの生前に死亡。母親に会うことはほとんどなく、遊び友達も持たずに祖母と二人だけ。
  • いかに孤独に苦しんでいたかは、20歳のころに自分の過去を振り返って記した次のような罪の告白の一部から読み取ることができる。

「父と母を殺し、その家を焼いてしまうと脅かそうとしたこと」
「だれかが死ねばよいと思ったこと」

  • (中略)ところが、生涯独身を通したニュートンは、他の人間はもちろんのこと、女性にもまったく関心を寄せることがなかった。
  • (中略)つまり、集中すること自体が、能力を生み出すのである。深く掘ればかならず豊かな能力を噴出する泉を人間は内臓しているのである。そのことをニュートンサヴァン症候群の人々とともに実証しているのである。


ナポレオン

  • 結論。本を読みまくる、読書ノートをつける。
  • 10代、みんなにいじめられることが多かったナポレオンは、そこ(校庭の隅)に小屋を建ててひとり閉じこもり、本を読んでばかりいた。
  • 今も昔も、最強の勉強法は、本を読むことに尽きる。できるだけ多くの本を、そして、できるかぎり広範囲の分野の本を読むことである。天才と言われる人々は、生まれつき何か不思議な能力を与えられていたわけではなく、たくさんの本を読んで頭の中にたくさんの知識を蓄えて、世界で遭遇する未知の現象に備え、今まで誰も気づかなかった真理を発見することができたのである。
  • ナポレオンはこの時期(10代)に「本屋の本を食いつぶすほど」本を読んだという。それも専門の戦術書や砲術書だけではなく、歴史、地理、法律、数学、文学と、あらゆる分野にわたっていた。数学は学生時代から最も得意な学科で、セント・ヘレナ島に向かう船でも数学の問題を解くことに熱中していたという。
  • ところで、ここで大切なのは、彼は手当り次第に本を読み飛ばしたのではなく、要約や抜粋、感想などを記した克明な読書ノートを作っていたことである。書くことによって、いっそうよく考えることができる。ものを考える最善の方法はものを書くことであり、読書は次善の策だとしたら、本を読んで、読書ノートを記すことこそ、まさに最良の勉強法にちがいない。


ダーウィン

  • 結論。野心、コレクター、観察。
  • ビーグル号の航海でダーウィンが「勉強」した成果は、一言でいえば、新しい「心の習慣」を身につけたことである。

「私は考えたり読んだりしたすべてのことを、私が見たものや見そうに思われるものと直接的に関連付けた。こうした心の習慣は、航海の5年間に鍛えられた。なんであれ私が科学上で行ってきたことを可能にしたのは、確かにこのような鍛練であったと感じている」

チャーチル

  • 結論。意地、作文と暗唱の天性、読書。
  • 小学生の頃から、いつも成績はクラスのビリであっても、将来は陸軍元帥と首相になるという大望を抱き続けた。少年として少女にとって大切なのは、良い成績よりも意地である。
  • 成績の悪い落第生だったが、得意だったのは作文と暗唱。
  • 22歳で向学心が生まれた。大学出の人々と交際するうちに「倫理学」などの無知を思い知らされると同時に、彼らの知識がうらやましくなった。そこで、チャーチルは猛然と本を読み始めた。歴史、哲学、経済学など広い分野におよぶ、およそ知識人と言われる人たちの読んでいるような本を送ってくれるように母親に頼んだ。毎日、4、5時間の読書の時間を確保した。
  • 演説の内容をすっかり暗記して話す、というのが彼の雄弁術の秘訣であった。


まだ読んでいないもの

宇宙学者が「読む」 019

  • 2009年5月に読む。
  • 大学院に入って宇宙物理学という科学の分野の研究を始めたとき以来、乗り物の中での読書を続けている。7年間の札幌の単身赴任生活では飛行機が、8年の東京生活では新幹線が私の読書室であった。この2年間は、大学への1時間ばかりの通勤電車で老眼を瞬かせている。私には、書斎で読書するのが罪であるかのような後ろめたさが付きまとうのだ。
  • 「科学の視点」から読む。

美術館学芸員という仕事
2009年5月に読む。






不良のための読書術
2009年4月に読む。

  • 一冊の本を選ぶことは同時に他の本を読む可能性を捨てることである。本は触れたら買え!とにかくたくさん読め!
  • 「不良」の対義語は「良い子」。「この考え方こそ至高」、「あの人は素晴らしい。あの人以外はすべて偽物だ。」のような信者になるな。

歌舞伎入門事典
2009年4月に読む。
すぐわかるギリシアローマ神話の絵画
辞書として使うがベスト。「アポロン」と「アドニス」目当てに借りたのに絵が少なすぎる。ぐぐっても全然ひっかからないし、もともとの数が少ないのかもしれない。




ギリシア神話の名画
2009年4月に読む。
読み物としていいかも。ただ、ギリシア神話の知識がゼロでは読みにくいと思う。
「ヴィーナスとアドニスティツィアーノ・ヴェチェリオ  これが「美少年」なのか?想像したのとかなり違った。整った顔立ちではあるが…。





アメリカ西海岸
2009年3月に読む。
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理系クン
理系クン 結婚できるかな?
2009年5月に読む。
理系男子を彼氏に持つ女子より、理系男子のほうが楽しめたりするかも。
プレゼントがポイント制っていうのはいいかもね。ただし、遊び心の欠片もないけどw
もし彼女ができたら参考にしたいw



音楽を「考える」
2008年に読む(たぶん)。
DVD「Leaving Home:Orchestral Music in the 20th Century」
指揮者サイモン・ラトルが20世紀の音楽を解説するドキュメンタリー
現代音楽を体系的に聴く。茂木さんのオススメ。


岩波 世界の美術 アール・ヌーヴォー
カラー写真が豊富だが、いささか専門的。最初の方を読んだだけ。

★☆★

日本のアールデコ
図鑑のようなもの。眺めているだけでは物足りないので背景にある知識を知りたい。


てつがくこじんじゅぎょう
対談。文庫になったら買う。


図説 漫画の歴史
写真が豊富。江戸から平成までの流れで構成。フローチャートがある。
流し読みでも十分面白い。