古都の十二色

    • 京都では、夏冬で暖簾を変える習わしがある。
    • 作り方。もち米で文字を書く→書いたところは後で白く残る。
    • すくもと木の灰と石灰を入れる→「藍の花」が表面に出たら染めることができ

る。

    • 藍→葉だけとる(風で)→感想→発酵
    • 布を入れ、取り出して空気に触れさせる。4回繰り返す。洗う→藍が出てくる。
  • 臙脂(えんじ)

る。

    • お湯に入れた瞬間から赤色に。煮詰めると濃くなる。
    • 色が薄いから何回も染める。
    • 豊臣秀吉、臙脂に魅せられた。ペルシャの絨毯をはさみで切る→陣羽織にして

しまった。

    • 臙脂の色に権力を見た。
  • 柿渋。
    • 防水、防虫効果がある。生活の中に取り入れた。
    • 伊勢型紙。接着剤として柿渋を使う。
    • 布の染め物に、型として伊勢型紙を使う。のりを塗る→色を付ける→洗う→のり

を付けた部分が白く残る。

    • 使用した伊勢型紙は柿渋を塗って保存する。使えば使うほど強くなる。
    • 炎の中の色。恐れ敬った。
    • 水銀朱。春日大社
    • にわかを入れてよくかき混ぜる。塗ったばかりは鮮やか。時間がたつと落ち着

く。

    • 朱には、人々を厳かにする力がある。
    • 「墨に五彩あり」
    • 作り方。植物の油を燃やしたスス→温めたにわかを混ぜる→光沢が出るまで足で

踏む→手でコロコロと転がし、形作って型に入れる→乾燥

    • 水墨画。下書きなしで頭の中の想像だけで一気に。
  • 刈安
    • 元寇。蒙古軍がやってきた。
    • モンゴル→機能重視。動きやすい。軽い。
    • 日本→美を意識
    • 鎧の中の黄色。鮮やかさと渋みを持った落ち着いた黄色。
    • 死に装束の代表。