数学者から見た回路

以下は、ワードで作って学校に提出した「まとめ」。


数学者から見た回路  全4回 9月24日〜11月21日
講演内容を一言で表現すると…

  は 数学的に同じ

クリスマスツリーに付いているLEDは、知ってのとおりチカチカ光る光源のことだ。ウィンカーも交互に光る点では似ている。この「チカチカするスピード(頻度)」を限りなく早くすると体脂肪計となる。それはどういうことか?それが今回の講演のテーマだった。
LED・抵抗・トランジスタがあればただ光っているだけの光源は作れる。これを2つつなげて点滅させたい。ここでコンデンサー」を使う。コンデンサーは、3年生の物理で学習する内容だが、簡単に言うと「電気を蓄えるコップのようなもの」である。コンデンサーを使ってつなげるだけだと、クリスマスツリーのLEDになるが、体脂肪計にはできない。そこが違いなのだが、何が足りないのだろうか?

1つの光源 2つの光源 オシロスコープ 解体したコンデンサ

体脂肪の量はコンデンサーの容量に相当するので、コンデンサーの容量を測る装置があれば体脂肪の量もわかる。つまり、数字として表現することが必要だが、容量を測る方法は左のようなオシロスコープを使うと、定規でグラフを読み取らなければならない。これでは数値がわかりにくいし、面倒臭い。そこで別の方法を考える。100均で売っている電池残量を測るための「メーター」を使う。

まとめると、次のように考えていくと体脂肪計が作れる。

体脂肪の量 → コンデンサーの容量 → 点滅が切り替わる回数 → 周波数 → メーターの振れる範囲 → 数字(体脂肪率


  LED・抵抗・トランジスタコンデンサー・メーターの5つの部品を使い、体脂肪計 完成!