ベルニーニって誰?

Wikipedia:ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ

ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ(Gian Lorenzo Bernini,1598年12月7日-1680年11月28日)は、バロックの時期を代表するイタリア彫刻家、建築家、画家


彫刻家ピエトロ・ベルニーニ(Pietro Bernini,1562年5月6日-1629年8月29日)の子としてナポリに生まれ、ローマに移り若い頃から彫刻に才能を発揮していた。サン・ピエトロ大聖堂の建築主任、マデルノ(1556年-1629年)のもとで建築に携わる。1656-67年にはローマのサン・ピエトロ広場を建設した。フランス王ルイ14世に招かれ、ルーヴル宮殿の改築計画にも関わった。


ベルニーニの彫刻のクオリティは極めて高く、多作で、生きていた時代を反映している彫刻家は歴史上殆どいない。彼の最初の作品は17歳、もしくはそれ以前に刻んだ幼神ゼウスの彫像で、最後の作品は81歳の時のキリスト像である。その間60年余り、彼は彫刻史上の大変革に一役かったばかりでなく、最も人気のある建築家としても作品を残した。